空堀川調査プロジェクトの概要

 

 今迄行ってきたこと

 私達は空堀川、それも東大和市内を流れる高木橋から清水橋の間の放射線量調査を行いました。最初のきっかけは、「空堀川を考える会」の代表を務める方から、定期的に実施している川の清掃活動の前に行う放射線調査に同行させて頂いたことでした。この川の会の皆さんは、当時まで半年に一度清掃活動を行っており、その際に子供さんも参加することがあるので、原発事故後は予め放射線量を測定することにしておられたようです。その時に、川のあるポイントで異常に高い放射線量を観測する場所があるとのことで、ご同行させて頂くことになったわけです。
 河川敷に降りて最初に感じたのは、地上1mの空間線量が異常に高いことと、その高線量の範囲が非常に広範囲に及んでいることでした。これは非常に大量の放射性物質が河川敷に存在することを意味しており、その範囲は市街地の比ではなく、例えば東大和市の除染規準である地上5cmで0.24μSv/hという数値なら、広いところでば十数メートルに及ぶ広さで存在している、そんな状況を感じ取ったのでした。
 これは早急に詳細な調査を実施する必要があると判断し、川の会の代表である小倉さんにその旨を伝え、明らかに放射線量が高くなる雨水を河川内に導いている排水口の周辺から下流域にかけての調査を実施いたしました。

空堀川調査報告書(PDF)

  以下測定地点の地図と測定値、それに写真です。
 
 ・12月6日 空堀川その1
計測点A: 排水口から3m先の中洲。1m四方1ポイントとして、縦3箇所、横10箇所を測定する。
計測点B: 排水口から約10m下流で岸寄りの水がなくなる地点(岸から3.2m)の地点から、下流に1mずつ20箇所測定する
https://maps.google.co.jp/maps/ms?msa=0&msid=211540360947002445227.0004d02d7ea34b4174422
 ・12月9日 空堀川調査その2
東大和市狭山5-1612の排水口(下流に向かって左岸)から下流に50m、沖合に3mのポイントを1mおきに50ポイント測定。
https://maps.google.co.jp/maps/ms?msa=0&msid=211540360947002445227.0004d04111b6c32efc88c
 ・12月9日 空堀川調査その3
東大和市狭山5丁目、上砂一の橋右岸排出口から下流へ測定。右岸から3mの位置を1m間隔で50ポイント。
https://maps.google.co.jp/maps/ms?msa=0&msid=211540360947002445227.0004d068dff040a3d2c6e
 ・12月10日 空堀川調査その4
東大和市狭山5丁目の空堀川上砂一の橋左岸の排出口から河川中央に3mの地点から、下流に1m間隔で50ポイント測定。さらにその先にある河川敷に降りる階段の前3mを4点測定。
https://maps.google.co.jp/maps/ms?msa=0&msid=211540360947002445227.0004d07f4e80b91058d1e
 ・12月13日 空堀川調査その5
空堀川上砂二の橋右岸下流域の放射線調査
排水口から8m、右岸から1mポイント1として、下流に1m間隔で27ポイント測定。
1ポイントから4ポイントまでは岸から1m。5ポイントから11ポイントまで゛は岸から4m。それ以降は岸から0.5m
https://maps.google.co.jp/maps/ms?msa=0&msid=211540360947002445227.0004d0bb7de883b4ab13c
 ・12月14日 空堀川調査その6
東大和市狭山5丁目にある上砂二の橋の下流に向かって左岸にある排水口下流域の調査。
岸から50cm~1m、排水口から1mごとに1ポイントずつ50ポイントを測定。
https://maps.google.co.jp/maps/ms?msa=0&msid=211540360947002445227.0004d0cef2f24b091cd79
 ・12月16日 空堀川調査その7
清水大橋下流域左岸の放射線調査。
左岸の排水口から下流、岸から1mの地点を50ポイント。
https://maps.google.co.jp/maps/ms?msa=0&msid=211540360947002445227.0004d0f7398effe0aab6d
 ・12月19日 空堀川調査その8
東大和市清水にある空堀川の清水大橋並びに清水橋の右岸にある排水口下流域の放射線調査。
清水大橋から清水橋は岸から2mの地点を2m間隔で20ポイント、
清水橋から下流は20~29ポイントまでは岸から2m、29~40ポイントまでは岸から1mを1m事に20ポイント測定。
https://maps.google.co.jp/maps/ms?msa=0&msid=211540360947002445227.0004d13337e92562de41a
 ・12月20日 空堀川調査その9
空堀川の高木橋から清水橋の河川敷に降りることができる階段下の放射線量と、高木橋右岸にある排水口下流域の放射線量
https://maps.google.co.jp/maps/ms?msa=0&msid=211540360947002445227.0004d144ffa850fcc913f

■調査写真集

https://plus.google.com/photos/106026272971804621113/albums/5818827685780747681?authkey=CKmllqmQg5_FsQE
https://plus.google.com/photos/106026272971804621113/albums/5819166385970252369?authkey=CNny8ZKOipOhyQE https://plus.google.com/photos/106026272971804621113/albums/5819888142641236433?authkey=CNaju9CVjYXvRw https://plus.google.com/photos/106026272971804621113/albums/5820301993226967361?authkey=CLWLgNzDxty01gE https://plus.google.com/photos/106026272971804621113/albums/5821430536084610113?authkey=CJzm5ar71rHjhgE https://plus.google.com/photos/106026272971804621113/albums/5821784114412082161?authkey=CJjb9Ly2qq7TXA https://plus.google.com/photos/106026272971804621113/albums/5822525477404532305?authkey=CK2F1tKbmMWLowE https://plus.google.com/photos/106026272971804621113/albums/5823622450401325377?authkey=CM3iw42druWE4wE https://plus.google.com/photos/106026272971804621113/albums/5823949290403992385


定点観測地点における空間線量測定
各雨水排水口下流並びに河川敷に降りる階段の前に定点観測地点を設定し、定期的(一ヶ月に一度程度)に空間線量の測定を実施します。

■H26年3月の定点観測データをUPしました

■土壌と生体の調査
今季より定点観測地点の空間線量測定に加えて、土壌の調査と生体の調査を開始致しました。
■H26年度土壌・空間線量・生体の測定値をUPしました。

■周辺自治体の放射線観測グループとの情報交換
空堀川は西は武蔵村山市、東は東村山市をその流域としています。この両市にも、R.I.Laと同様に空堀川の放射線量測定を実施している市民グループが存在します。今後は当該市民グループと情報交換を実施し、河川管理行政に対して河川敷の除染を実施させるための方法を模索していきます。


■試験的な除染処理の実施とその場所における放射線量の掲示変化の測定
これは報告書にも記載されている状況なのですが、河川敷で高線量を測定した地点において、以前にも試験的な除染処理を実施した経緯があります。しかし、通常東京都下多摩地方で見られる局所的汚染地点(ホットスポット)の除染を行う方法では、除染処理後数週間でその場所の放射線量が除染前の数値に戻ってしまう現象が見られました。
R.I.Laでは、定点観測地点の中で、さらに試験的除染を実施するポイントを特定し、新たに除染を変え、試験的な除染を実施し、その方法の有効性を検証していこうと考えます。
現状、行政により除染処理が行われない限り、市民ができることは、その場所に近づかないことですが、市民レベルでの除染作業により高線量地点の線量を下げることが可能なのであれば、その可能性も模索していきたいと考えます。

■2014年6月より「東大和市並びにその周辺地域を流れる空堀川びその支流における生体と土壌に対する雨水の流入と放射能汚染の関係についての調査プロジェクトとして 株式会社ラッシュジャパンのご支援を受けることになりました。